満月コーヒーバーをする理由
POSTED ON NOVEMBER 5TH, 2014長文になります。
【今、満月コーヒーバーをする理由】
来年、ちょうど20年。
阪神・淡路大震災。
はやっ!そうなん!って感じで、20年の月日が経つのは早いなと感じた同時に、あ、俺、この震災に対して、神戸に対して何もしてないなと。
別段、寄付もしてきてないし、1.17、東遊園地にてスターバックスが毎年、コーヒーを無料で配ってることを知ってるし、誘われてもいるけど参加してない。
そして、自分がいざ、開業目前に神戸の街を見渡すと、商店街はシャッター街に、人の流れも悪い。しけた街になったもんや!と文句も言っておりました。
そして、知人から、神戸の震災にて被災した方たちが倒壊した家のローンと新たな家のローンとで、二重ローンを払ってる人たち。震災がなければ、持ってるはずの貯金。それが二重ローンへと。
だから、消費に回らない理由の一つ。
企業もそう。倒壊した社屋の再建のためのローンが経営を圧迫…
何も貢献していない、文句ばっかり言ってる自分に恥ずかしくなってきました。
そして、神戸の街に何かできることがないかと考えてるところに、知人のコンサルタントにこういう話を聞きました。
プロボノ(Pro bono)は、
各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身。
曲がりなりにもコーヒーを職業としてやってきています。
コーヒーでできることはないかと。
そのときに出会ったブログがありました。
満月ワインパブを主催してるwineshop FUJIMARUのブログでした。
読んだ瞬間、これだ!と思いました。
私、来田大二朗が「どれだけ自分が震災に対して、無関心だったか」
この一言につきます。
そして、以下、ブログから抜粋。
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“満月は月に一度、どこに住んでいてもやってくる。見上げれば皆、同じ空を見てるんだ。空は繋がっている。”
“月に一度だけで、数時間だけでいいんです、関心を持ちましょうよ”
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この二つの文に衝撃を受けました。
だから、皆さん、月に一度だけ数時間だけでいいんです、大事な人、友人、家族とコーヒーを飲みながら、美味しいものをたべながら、神戸市に対して、震災に対して関心を持ちましょうよ。大事なことを忘れないために。
ということなんです。
チャリティにしようか?しまいか?悩んでます。
ずっと続けるにはどうしたらいいか?
チャリティにする場合は、1杯500円だとしたら、1杯につき100円を神戸市に寄付をしようかなと思っています。その寄付先は、神戸市の樹木や景観作りに使われます。
食事はどうするか?場所はどうするか?
まだまだ決めなければならないことはいっぱいです。
そして、最後にこの一文を。
“大事な人が前にいたら、無関心ではいられないはずですから。目の前の美味しいお酒やお料理を前にすれば、きっとこれを無くしたい、と思うはずですから。”